アーギュメントの要素を図示する
以前から教育心理学の領域では,主張を組み立てる際の規範的モデルとして,トゥールミンのモデルが利用されてきました。このような主張の組み立てを図示してきた人々の研究をレビューした論文をたまたま見つけたので紹介いたします。
Chris Reed and Glenn Rowe(2007)A pluralist approach to argument diagramming. Law, Probability and Risk
http://lpr.oxfordjournals.org/cgi/content/abstract/mgm030v1
この論文によると,最初に図示をしたのはWhatelyという人だそうで,1850年のことだそうだ。ただし,鵜呑みにするのはたぶん危険でしょうね。だって,だれでも図示ぐらいできるでしょう。主張とそれを支える理由付けを線で結ぶとか。
この本を読んでみて確かめてみないとね。新年あけたら注文してみよう。
- 作者: Richard Whately
- 出版社/メーカー: Kessinger Pub Co
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