夜明けは近いぜ

 こんばんは。相変わらず黴(かび)とのゲリラ戦に拘泥する日々です。その合間にVBAのプログラミングをやっている訳ですが,筋金入りのナガラ族なもんですから,最近はsfc-gc福田和也氏による「現代思想史」の授業を聞きながらやってます。久々にこういう話を聞きましたが,どんな分野で研究するにしても,やっぱりヨーロッパの思想史は重要ですな。

 ところで,もうすぐ今取り組んでいるコンピュータによる談話分析の基本的なプログラムが書き終わります。夜明けは近いぜ。とは言っても,プログラムができてからの後の方が大変な訳ですが。。。

 今は,教室のメンバー一人一人の口癖を分析するためのプログラムを書いています。とは言っても,単純な話で,個人個人がどんな言葉をどの頻度で発話しているかをグラフします。これを単元全ての授業について行うことで,文脈とは関係なく個人がいつも話している語を特定することができます。これを「口癖語」と考えると,これを分析の対象から外すことが必要です。例えば,一人称として「自分」という言葉を多く使う人がいるとします。この発話には,授業の展開上の意味はありませんから,省いておく必要があるという訳です。