2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

論文紹介004

論文を見つけました.Judging the quality of peer-led student dialogue. Keefer, Zeitz & Resnick Cognition and Instruction, 18, 53-81. (2000) 地味ながらも以前から協同推論過程を何とか捉えようと研究してきているLauren Resnickのグループの研究論文…

分類してみよう

ノートです.議論学関連の研究とか研究っぽいものを分類してみます.<議論に関する特性・傾向性研究> ・議論に関連する心的特性を測定して,それと関連する変数との相関を研究するものです. →Argumentativeness Scale(Infante & Rancer,1982)の研究 →M…

ふと脳裏をよぎる疑問

今日は,少し日本ファシリテーション協会のサイトを見てましたが,結構内容が濃くてちょっとした感動を覚えた次第です.日本ファシリテーション協会 http://www.faj.or.jp/それでふと脳裏をよぎった疑問があります.議論研究は果たして,こういうファシリテ…

ソーシャル・キャピタル論と議論学

ちょっと油断すると,もう1週間ばかり更新していない訳ですよ.もう,今日は,ソーシャル・キャピタル論と議論学の関連性について考察します.まずソーシャル・キャピタルって何ってことで,検索してみると,↓のようなサイトが見つかりました.日本総研HP…

ポスト終身雇用時代の議論研究の意味

今日は「なぜ議論を研究するのか」ということについて,経済的社会的変化から考えてみたいと思います. タイトルで「ポスト終身雇用」などと書きながら思いましたが,「既に終身雇用の社会は終わった」などと言うことが意味無いくらい当たりまえの事になって…