「討論カフェ」関連情報

 起業家をめざす福岡大学の大学生が進めているプロジェクトに,「討論カフェ」っていうのがあります。たまたまここのメンバーにずっと前に出会って,ちょっと前に実際にあってお話しました。

 どんなのかっていう説明はまあ僕がしてもしかたないので,関連記事をインターネットで探してきたものをまとめておきます。全文を引用させてもらって,バックアップしておきます。

商店街討論カフェ(Big Tree)

天神経済新聞 福岡大学の学生団体が商店街関係者と「討論カフェ」

福岡大学の学生団体が商店街関係者と「討論カフェ」
福岡大学の学生団体「Big Tree」は11月11日、討論カフェ「商店街!このままでいいのか!?」を福岡市民会館(天神5)開催した。同イベントは、カフェスタイルで討論を行うもので、各グループに討論コーディネーターを配置し話しやすい空間を提供する工夫をしたのが特徴。当日は、中小企業の経営コンサルタントエムケイブレーン(博多駅前3)の槇本社長の商店街の成功事例の紹介や、学生が調べた学生から見る商店街のイメージや問題点、改善点の発表などと併せて討論が行われた。討論のテーマは「商店街は21世紀生き残れるか?」や「商店街の問題点と改善点」など。同団体は、コミュニケーションを媒体としたビジネス展開で起業を目指している。今回の企画について同団体代表の高柳さんは「社会人と交流するのは初めてで、準備段階から大変苦労した。討論カフェに来ていただくように営業活動をし1カ月で50件くらい回った。そんな苦労の末集まってくださった方がいるので今後も続けていきたい。今後は討論カフェが今後の具体的な活動につながっていくようにしたい」と話している。今後は「中国」をテーマに社会人を交えて討論する予定。(2005-11-15


読売新聞オンライン版 九州発
http://kyushu.yomiuri.co.jp/magazine/document/004/do_004_050209.htm

<6>ホットに「討論カフェ」
12月、福岡大法学部3年の高柳希(21)は、福岡市中央区の飲食店を借り切り、「討論カフェ」という一風変わったイベントを開いた。1000円を支払った参加者に提供されたのは、昼食、飲み物と、討論の場だ。
 20人の参加者は、4、5人ずつに分かれ、各テーブルには、高柳が認定した「討論コーディネーター」がつく。参加者は「人生論」「恋愛観」「政治経済」などと書かれたメニューを見て、グループごとに「人生論をお願い」などと注文。「人生論」の紙束を広げると、「あなたにとって、大切なことを3つ挙げてください」と具体的な議題が示される。そして、いよいよ討論が始まった。
 きっかけは2003年春、高柳が友人3、4人と、自室でテレビの討論番組を見ていた時のこと。番組の内容について、友人同士で意見を交わすうちに、みんな熱くなり、討論の場へと変わっていた。「話すことって楽しい」と思った。
 その年の11月、学内の多目的スペースに友人を集め、初の討論カフェを開いた。「討論だけだと堅苦しい」と、コーヒーやお菓子を用意し、参加者には代金として200円を支払ってもらった。昨年11月までに学内で9回開いたが、口コミで、毎回15人前後が集まるようになった。
 一方、カフェに来た学生の勧めで、高柳は昨春からベンチャー起業論の講義に出るようになった。そこで経営のノウハウを学ぶうち、「ひょっとしたら、ビジネスになるかも」と考えるようになった。しかし、周囲に相談しても「無理じゃないの」と否定的な意見が大半だった。
 もともと負けず嫌い。「できない」と言われると、やりたくなる。こうして、10回目の討論カフェは昨年12月、ビジネスとして初めて学外で開催。これまで200〜300円だった参加費を1000円に値上げ。その代わりにランチを付けた。
 その日の収入は、参加費と追加の飲み物代で計2万2250円。飲食店への支払いや雑費などの支出が1万6518円で、5732円の黒字を生んだ。「スタッフの給料も払えない小さな利益だけど、自信になった」と振り返る。
 「家族、夢、趣味かな」「私は家族、友人、お金」。参加者の多くは福大の学生で、「大切なこと」に、家族や友人、恋人の存在を挙げた。作家の入江幸子(74)が「自分が大切と思う人が意外にも少なかったので、びっくり」と感想を述べると、「自分よりも家族を挙げるのは、きれいごとかも知れない」との見方をする学生もいた。
 ほかのテーブルも、「人生で成功とは」「結婚前の同せいの是非」といった題目で盛り上がる。参加者が感情的になりすぎたらなだめ、議論が停滞したら次のテーマへと促すのが、進行役を務めるコーディネーターの役目。その1人、法学部3年の中川奈緒(21)は「討論に加われない人に話を振り、口を開かせるのが腕の見せ所」という。
 昨年12月に開かれたベンチャー起業論のビジネスプランコンテスト。高柳は討論カフェについて発表、出席者による投票の結果、1月30日に「セレブの世界へご招待」を開いた「Happy Bridge(ハッピーブリッジ)」を抑えて優勝した。賞金30万円を手にした高柳の目は涙で光っていた。「『ビジネスにならない』と言われ、やめていたら終わっていた」
 コーディネーターとして一緒に夢を見てくれる仲間は5人。高柳を含めた6人は、賞金の分け前から1万円ずつ計6万円を持ち寄り、今後の運営資金に回す。すでに、2月3日、学外では2度目となるカフェも開いた。
 ベンチャー起業論の非常勤講師で、高柳の相談に乗っている中野建築システム(福岡市城南区)社長の中野龍之(52)は「カフェに有名地場企業の社長を招き、討論に加わってもらえば、参加者も増えるし、参加費を上げても成り立つのでは。コーディネーターを外部に派遣してもいい。可能性はある」と評価する。
 「どういう形が理想かは分からない。でも、学生のうちに、ビジネスとして成功させたい」と熱く語る高柳の目は真剣だ。(文中敬称略)

福岡大学経済学部ベンチャー起業論

チャイナ討論カフェ

自分を認めてもらう討論

ちなみに,全く関係ないけど韓国EBSテレビには深夜番組「討論カフェ」というのがあるそうです。調べてたら出てきました。

ていうか,これ宣伝しないとね,もっと。そのためには,まず「ポータルサイトつくらきゃ」ですよ,討論カフェ。僕もお手伝いできることとか協同でできるプロジェクトがあれば,一緒に何かやっていければなあと考えているところです。

あ,ところで昨日は,ボジョレーヌーボー解禁でした。ということで,今日は,リバレインのボジョレーヌーボー・パーティに行ってきます。

いてきまーす。うんがっうんぐっ