日本うどん学会

 前回に続いて,うどん学関連のエントリーである。

 前回までは,冗談で「うどん学」がうんぬんという話をしていたが,実は既に実在していることが分かりました。それが,「日本うどん学会」である(本気)。

 そして,またまたこれが驚くなかれ,今週末,9月9日に太宰府で全国大会を開くという訳。あーびっくりした。かなり近い。参加は無料とのこと。
http://udongaku.hp.infoseek.co.jp/04.html

 で,この学会の会長さんでいらっしゃる三宅耕三先生に,うどんの発祥についての疑問をぶつけてみましたところ,即座にご丁寧なお返事を頂きました。ありがとうございます!

 しかし,やはりここでもうどんの発祥は謎だということがわかりました。うどん学会の会長がおっしゃるということで,謎のレベルはかなり高いということが判明しました。どうやら博多説も讃岐説もそれほど根拠はなさそうです。そして,やはり香川では讃岐説が,福岡では博多説が信じられているとのことでした。おそらく五島列島では,五島説が信じられているんだろうなあ。

 加えて,うどん関連の専門誌を紹介いただきました。「麺の世界」という雑誌で,二日市市に事務局があるそうで,ジュンク堂でも扱っているそうです。「文化麺類学」の専門誌,だそうです。ああ,ここまでくると,本気か冗談か分からないというか,むしろ本気でやっていることが逆に冗談のような。。。
http://www.sunglow.info/index.html

 ともかく「麺の世界 6号」には,うどんの発祥についての貴重な論考が掲載されているとの情報をゲットした訳で,これは買わねば。

 みなさま,どうぞ「うどん学会」にご参加ください。