2005-01-01から1年間の記事一覧

ソーシャル・キャピタル論と議論学

ちょっと油断すると,もう1週間ばかり更新していない訳ですよ.もう,今日は,ソーシャル・キャピタル論と議論学の関連性について考察します.まずソーシャル・キャピタルって何ってことで,検索してみると,↓のようなサイトが見つかりました.日本総研HP…

ポスト終身雇用時代の議論研究の意味

今日は「なぜ議論を研究するのか」ということについて,経済的社会的変化から考えてみたいと思います. タイトルで「ポスト終身雇用」などと書きながら思いましたが,「既に終身雇用の社会は終わった」などと言うことが意味無いくらい当たりまえの事になって…

論文紹介003

手前味噌第2弾也.富田英司・丸野俊一 2004 思考としてのアーギュメント研究の現在 心理学評論 47 (2), 187-209. アーギュメントとは,ある主張を構成する,理由付けを中心とした一連の修辞的形式,あるいはそれらの構成要素を含む一連のやりとりを指す.近…

論文紹介002

手前味噌ですが,自分の論文の紹介です.富田英司・丸野俊一 (2005) 曖昧な構造の共同問題解決における思考進展過程の探索的研究 認知科学 12 (2), 1-17. An exploratory study on thinking processes in a highly ill-defined problem solving discussion…

論文紹介001

台湾と中国本土では確かにありそうですね,多声性の違いが.どんな風な分析をしているのか,論文をみるのが楽しみです.Monologic and Dialogic Styles of Argumentation: A Bakhtinian Analysis of Academic Debates between Mainland China and TaiwanArgu…